加水分解したテントを補修する

キャンプ

どーもー ジャッキーです

今回の話は

加水分解したテントを補修する

というお話です。

当時、ネットで検索したが中々ヒットせず
えらい苦労したので参考になればと思います

この記事の価格は2021年の価格です

以下の3本でお送りします

1  激安テントはベタベタ

キャンプを始めたての頃

最初に買ったテントは
シングルタイプドームテント
前室が無いものでした

ツールームテントに
猛烈に憧れがあったのですが

少しお高め

当時、安いものだと
楽天で2万ぐらいで買えるが
良いものだと10万以上する

⇑ こんな感じのやつ

何とか安く買えないかと
ハードオフとセカストをはしご

すると・・・

小川のツールームテントを発見!
で、値段は・・・・?

2,900円‼(税抜)

激安!

ネットで調べると古いテントらしく
情報が少ない・・・
だが、それらしきテントの画像を見つける

「でかい! かっこいい!」

と心が高鳴る

が・・・

こんなうまい話があるはずない!

と疑り深い私は、パーツの不備などが無いか
確認

・・・ 

ん?

テントが
ベタベタする!?

ググって確認
「テント ベタベタ」で検索

「加水分解・・・?」

どうやらテントのコーティング剤で
使われているポリウレタンが分解されてしまいベタベタするよう

加水分解は洗えば落ちるらしい
しかし洗うと撥水機能も落としてしまい
雨が染みるようになる


撥水機能をつけられないか調べる


テント用の防水材を発見したが
高いし大容量

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もう少し、少なめでお安いものをさがす・・

あった!


しかも洗剤と撥水の
両方の機能がある!

『ニクワックス TX.ダイレクト ウォッシュイン』を発見!


ここで計算

テントの価格2,900円(税抜)

ニクワックス約1,700円

計 約5,000円(税抜)

※当時の価格

「よし 買おう!」

と 購入を決意

5千円で
ツールームテントが
買える!

と『補修前提』でテントを購入し
同時にニクワックスをポチる


ニクワックスが届いたらテントの補修だ!

2  復活させるぞ!

さて

家に帰って
まずはちゃんと使用できるか確認するために
テントをくみ上げる

決して
楽しみでしかたなく

ベタベタでもテントを組んで
中に入ってニヤニヤしたかった

わけではない。

フライシート
インナーテント
ポール
フレームポール
ペグ
ガイロープ

パーツは全部ある!

さっそく組み上げようとフレームを持った時
違和感

フレーム同士をつなぐゴムがのびてるーーーー

ショックコード(中のゴム)が劣化して
伸縮性をうしなっていた


さすがにこれも直さないと・・・

ショックコード約1,000円(税抜)が追加

※30mを買ってしまったが
 全然余ったので半分でよかったかも

商品が届き次第

絶対
復活させて
やるぞぉぉぉぉ

数日後 商品が到着

まずベランダストッカーに水を張り
ニクワックスを投入
その後フラシートを投入しひたすら揉み込む

すると垢の様に汚れ(加水分解したPU)
がめっちゃ浮いてくる

全体を揉み洗いしたらそのまま漬け置きに

その間にショックコードの交換へ

古いコードに新しいコードを結び引っ張れば
新しいコードへの交換は完了

これは簡単

コードの先には
ワッシャーみたいなものがあり
それがストッパーとなっていた

ワッシャーを新しいへ付け直し完成!
と思いきやゴムがゆるゆる・・・

そうか

多少引っ張った状態でつけないと
いけない事に気づく

コードを引っ張り付け直す

今度はいい感じ
残りのコードも全て交換


コードの交換も終わり
フラシートを今度はすすぐ

お!?

すすいでる水をフライシートがはじく!

すげー‼

と感動

十分にすすいだ後にテントを干すのだが・・・

こんなデカい物
干す場所がない!

「大きすぎて干せない」
なんて状況は全く頭になく悩む

と悩んでいるところで車が目に入る

「これだ!」

と車にかぶせて乾かすことに
セレナがすっぽり入る大きさだった


ここまで、ほぼ一日かけての作業だった

テントが乾いた後はしまって
次のキャンプまで待機


次回が楽しみで
仕方がない

3  結果コスパは?

待ちに待ったキャンプ

実際に立ててみると

素晴らしい!

と感動

キャンプを満喫するのに夢中で
テントの写真があまりなかったので
写真はこれだけです

アトリアはフロアもEVAで
丈夫な作りになっており
自分で直したこともあって

愛着がもう半端ない

結果、新テントにかかった費用は・・・

テント本体 2900円(税抜)

ショックコード 700円(税抜)

ニクワックスが 1700円(税抜)

で計5,300円(税抜)

・・・と言いたいところだが

「床用ワックス」でテントが撥水できる

と言う、記事を見たため
床用ワックスも購入し塗りました(えへ)

これは作業画像なしです

ものはこれ

こちらが2,000円ほどしたので
これも足すと・・・

計7,300円(税抜)

十分コスパの良い買い物だったと思う

ニクワックスで十分撥水していたのだが
コートが垢のように取れまくってて
心配だったのと

やってみたかった

のとで、床ワックスも買ってしまった・・・

多分、ニクワックスだけで
十分いけると思います。

え?
労力の費用は考えないのか  って?

「労力」は楽しかった為

プライスレス

作業工程も遊びの一つにしてしまえば
費用対効果なんて考えなくていいんですよ

農業体験とかで「体験」にお金払うでしょ
あれみたいなもんですよ

大分しんどかったけどね!

アイロンをかけるとシワも取れて
見栄えが良くなるのだが
使えればいいのでしませんでした

以上
加水分解したテントの補修の体験談でした

水を吸ったフライシートは恐ろしいほど重く
まあまあの重労働だったけど
苦労した分、テントに愛着が沸くのと
コスパが良いので
加水分解した際は参考にしてください!

それでは
ここまでの読了ありがとうございました。

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